人生最悪の状況を乗り切る思考法&おすすめアクション5選
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    ユダヤの教え・タルムードの話「あるラバイの最悪で最良の災難」

    • ラバイ:ユダヤ教の宗教的指導者。
    • ラバイが旅をしていた。陽が暮れてきたので泊まる場所を探していた。粗末な納屋を見つけ、そこで寝ることにした。ランプを灯して聖書を読んでいるとランプのオイルが消えてしまい灯が消えてしまった。その日はすぐに寝ることにした。その夜は悪いことが重なった。連れていた犬が毒虫に噛まれて死んでしまった。次にオオカミがやってきて連れていた羊を殺して食べてしまった。朝になってラバイは空腹のまま出発した。乳をくれていた頼りの羊はもういない。歩いていくとある村の近くを通りかかりました。その村ではあちこちに村人の遺体があった。盗賊が前の晩に村にやってきて惨殺して金品を奪っていった。ラバイは思った。「もしランプが消えていなければ私も盗賊に見つかっていたはずだ。もし犬が生きていたら吠えて見つかっていたはずだ。もし羊が生きていたら騒いで音を立てていたに違いない。全てを失っていたから自分は助かったのだ。」
    • 出てくるランプや、犬、羊は財産の象徴。何かしらの不運でそれらを失う話。
    • どんなに災難がふりかかろうと人は希望を失ってはならない。最悪なことが最良のことと信じよう。

    今起きてる悪いことはもっと悪いことの防波堤

    • 神はもっと最悪な出来事を防いでくれている。これは宗教的な信仰心がないとピンとこない考え方。
    • ユダヤ人の歴史は迫害の歴史。数々の困難を乗り越えて、現在世界でもっとも成功した民族となっている。
    • ユダヤ人投資家ジョージソロス:戦時中死体だらけの場所を父親と逃げた。その時の苦しさを思えば、その後の金融市場でのどんなリスキーな体験も大したことなかった。
    • 苦難、理不尽によって守備力が強化される。もっと悲惨な出来事を防ぐことができる。
    • この不運によってもっと悪い事態から救われているかもしれない、勉強する機会となってるとポジティブに捉えられるかどうかが重要。
    • 不幸が起きる→目の前の不運を嘆く→活力を失う→行動しなくなる→さらに不幸になる、この負の連鎖を希望を持つことで防ぐことができる。
    • 良いことの後に悪いことがくる。日々、悪いことにちゃんと備えることが大事。全て失ったとしても「もっと悪いことの防波堤」だと思えるかどうかでその後の人生は大きく変わってくる。

    今の困難を乗り越えるアクション5選

    • 住む場所を変える。生活する場所は人生の舞台、引っ越しすれば人生の舞台が変わる。現状を変えよう。
    • 付き合う人を変える。幸福の3つの土台、貯金、株などの金融資本、稼ぐ力の人的資本、人との繋がりである社会資本。社会資本は良い関係であれば幸福の源泉、悪い関係であれば不幸の源泉になる。付き合う人を変えよう。
    • 時間の使い方を変える。今が辛いのは今まで間違った時間の使い方をしたからかもしれない。今までやってたけどやめたことを10個、今までやっていなかったけどやり始めたこと10個書き出してみよう。思い切って変化を作ってみる。
    • 筋トレをする。疲れてない体は余計なことを考える。精神的なことに悩む余裕がなくなる。
    • 自分が持っているものを数える。人は失ったものにフォーカスしがち。今自分が持っているものを数えてみよう。友人がいる、ネット環境がある、住居がある。今あるものに感謝してみる。

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