- 借金を背負った人間たちが集められ命がけのデスゲームをする。デスゲームで勝ち残ると莫大な賞金を獲得できる。
- いわゆる「クズ」として生きてきた主人公は極限状態の中で次第に成長していく。
- デスゲームの中でできる仲間。仲間を取るか欲望を取るか、究極の選択が迫られる。
- 主人公たちはゲームをクリアして生き残ることができるのか。
目次
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お金の価値
金を全く持ってない奴と、有り余るほど持っている奴の共通点はなんだと思う?人生がつまらないことだ。金がうなるほどあって、いくら何かを買って、飲んで、食っても結局また暇になる。
クライアント達は同じことを言うようになった。生きていてこれ以上楽しいことがないと。
これは本当に共感ができる。若い頃はもっとお金があればもっと人生楽しめると思っていた。実際どれだけお金があっても使い道はそんなにない。最初は楽しくても人間はすぐに飽きる。
人や動物との信頼関係、関係資産が幸福感には何より重要。お金はあくまでツールでしかない。
本当に価値のあるものは何か
子供の頃は友達と何をして遊んでも楽しくて、時間が経つのを忘れた。死ぬ前にもう一度だけあの気持ちを味わいたかった。客席にいては決して感じることのできないあのワクワク感をな。
本当に価値のあるものは「ワクワク」、生きているという実感なのかもしれないと最近思う。子供の頃は何をしても「ワクワク」を感じられる。「ワクワク」を感じるためのハードルは年々上がっていく。大人としての「ワクワク」は死への覚悟を決めることでより得られるのかもしれない。死への覚悟が決まればより多くのリスクを取っていつまでもチャレンジできる。それが「ワクワク」感につながっていく。
マンネリの中で生きれば退屈がついて回る。あえて自分をリスクに晒してみる。そういう遊びが重要。
死を眼前にすることで命が活きる
見てるより、自分も一緒にやる方が楽しい。決まっている。
岡本太郎は言う「究極の選択に迷ったとき「よし、それなら死んでやろう」と決意して恐ろしい方に飛び込む。その瞬間、全身が活きてくる。死に直面した時こそ命が歓喜するのだ」と。
傍観者になった時点で人生は終わりだ。プレイヤーとしてもがく。もがく自分を楽しめる。そういう余裕があれば人生をいつまでも楽しめる。