- 頭がいい人がどういった思考習慣を持っているかこの本を通して知ることができる。
- 知識があるだけでは頭がいいとは言えない。何を知っているかよりも、どんな考え方をしているかの方が大事。
- 頭のいい人の思考習慣を知り、真似れば、誰でも頭が良くなっていく。
- 頭が良くなる思考習慣をつけ、頭が良くなるとより難しい課題や問題を解決できるようになる。より難しいことを解決していくことでさらに頭が良くなる。プラスのループが生まれる。
目次
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得た情報を短くまとめて説明する力
- 頭のいい人は物事のポイントをおさえるのがうまい。話をコンパクトにまとめることができる。要約力がある。
- 頭のいい人は与えられた時間で要点をおさえた説明ができる。
- ダラダラ話してしまうのは全体像を掴んでいないから。
- 要約力を鍛える方法。伝えたいことをA4用紙1枚にまとめてみる。限られた枠の中で情報を厳選する。その訓練をすることでコツを掴めるようになる。話の全体像を掴めるようになる。
- キーワードを3つ選んで説明してみる。話の肝となるワードを3つ選ぶ。一つのキーワードあたり15秒でまとめてみる。セクションを分けて、枠を決めることで全体像を掴みやすくなり、まとめられるようになる。
話を要約しながら聞く
- 会話というのは情報のキャッチボール。相手が投げた情報を上手くキャッチして、相手に投げ返す必要がある。
- 頭がいい人は受け取った情報を上手に要約して、相手が次に話しやすいように返すことができる。
- ひとりよがりなコミュニケーションをしない。
- 頭のいい人はただ聞くだけじゃなく、返事も上手くできる。相手が話したことに対して、まとめた要約を返す。すると相手はちゃんと聞いてくれていると思える。
- まとめた要約からさらに話を広げて、相手が返しやすい内容を抽出することができる。
- 日頃から人の話を要約しながら聞く習慣がつくと、コミュニケーションを円滑に進められるようになり、ただ聞いているだけの人とは大きな差になる。
- 説明が難しいものを具体例や何か別の例に置き換えて変換してみる。要するに、一言でいうとなどの言葉を使って日常の耳に入ってくる情報をシンプルに変換する癖をつける。本質をつくワードを探す。その癖が習慣化されることで色々なことが端的に解説できるようになっていく。
物事に優先順位をつける
- 優先順位を決めてから行動に移る習慣をつける。重要度順にこなす。
- 限られた時間を有効に使い、成果を得ることができる。
- 優先順位をつけることは全体像をつかむトレーニングになる。全体像がわからないと優先順位はつけられない。
- 仕事の時でも、相手に何かを伝える時でも優先順位をつけられる力は重要になる。
なぜを繰り返し、仮説・実験・観察をループする
- 問題に対して、仮説を立て、実験を行う。解決策を模索していく。
- それを繰り返すことで何に足しても仮説、実験、観察ができるようになる。
- 仮説、実験、観察ができれば、あらゆる問題の改善ができるようになり、次のより難しい問題を解くためのトレーニングとなる。
行動計画書をつけて管理する
- 漠然と目標を持っているだけでは目標達成はできない。
- 目標を決めるだけで満足してしまう人が多い。
- 目標を決めたらそれをいつまでに達成するか期限を決めるべし。
- 必要な行動を書き出してみる。期日までにやること、TODOを作成する。
- 行動計画書があれば目標に向かって進めるし、後で見返せば自分がやってきたこと、達成してきたことを振り返ることができ、自信に繋がる。
専門家から話を聞く
- 壁にぶつかったら、専門家に聞く。素人の考えでやるよりも、自分より経験値の高い人に話を聞く。壁を打破できる可能性が高まる。
- ホンダの創業者の本田宗一郎はわからないことがあれば、専門の人のところに足を運び、話を聞いていた。簡単なことに聞こえてやってる人は少ない。
- 現代では専門家が本を書いたり、Youtubeなどで発信してる。実際に会い行かなくても、専門家、経験値の高い人から話が聞ける時代。
体のコンディションを整える
- 頭がいい人でも健康でなければパフォーマンスを発揮することはできない。
- 村上春樹は毎日10km走り、トライアスロンにも挑戦する。長く小説を書いていくためには体が健康であることが重要。
- 運動をする、睡眠をしっかりとる、良い食事をとる、サウナに行く、温泉に行く。健康につながる習慣をどんどん生活の中に取り入れていく。
新しいもの、流行りのものに触れる
- 頭がいい人は古いものにこだわらず、新しいものをどんどん取り入れられる。
- 将棋界のレジェンドの羽生善治さんは若手棋士の藤井聡太さんの将棋を学びたいと言った。将棋界の戦術を大きく変えつつあるAIの進化にも強い関心を持ち、常に新しいものを取り入れようとしている。「過去にこのやり方で勝てたという経験にあまり意味はない。最先端の感覚を取り入れなければ生き残れない。」と言っている。
- 過去に固執していては成長はない。常に新しいものに触れて自分をアップデートする。
- やったことないことに挑戦してみたり、知らない領域に入っていく。その中で自分の世界がどんどん広がっていく。
やる気スイッチをつくる
- 自分のスイッチを持っておくと簡単に集中状態に切り替えられるようになる。
- スイッチはなんでもいい。コーヒーを飲む。一つの曲をリピートする。トリガーを自分に刷り込んでおく。勉強や仕事に取り掛かる時に必ずトリガーを実行するようにする。
- トリガーはきを取られないようシンプルなものがいい。曲を聞くなら一曲に絞ること。たくさんの曲があると注意が曲にむかってしまう。