- 現在本を読まない人が増えた。ネットで読むのと、本を読むの読むのとでは何が違うか。ネットでは情報を取るときは一つのコンテンツに向き合う時間が短い。主導権をこちらが握り、より面白いものを選ぶ。読者ではなく、消費者としてのインプットになる。
- 消費者としてのインプットはすぐに忘れる。自分の欲しい情報しか取らなくなる。
- 読書の場合、主導権は著者にある。人の話を聞くのと同じ。体験としてのインプットになる。読書してる時の脳と体験してる時の脳は同じような反応をする。様々な体験が人格形成に繋がる。読書で疑似体験ができる。
- 読書と体験は矛盾しない。現実の体験を解釈するための知識や思考能力がなければ自分の人生にプラスになるものを引き出せない。同じ体験をした人たちでも、本によって多く疑似体験し、知識や思考能力がある人の方が深く理解し、人生により活かせる。
- 読書をするか否かによって現実の体験の活かし方や解釈の仕方が変わる。
- 浅い思考しかできない人、深い思考ができる人、何が違うか。教養が違う。物事の本質を捉えて理解すること。人生に活きる知識。教養や人格が人生に活きている人が深い人。読書は教養を深めるのに良いツール。コミュニケーション能力をは文字で磨かれる。深いコミュニケーションができる人は相手の深い部分に触れられる、結果信頼を得られる、親身になってくれたと感じられる、愛情を感じられる。
- コミュニケーション能力の根底には認識力がある。本を読み、著者の意図を理解するように、相手の話す意図を理解すること。
- 外見的魅力は歳をとると失われる、教養や知性は失われない。
- 読書をすることと、人の話を熱心に聞くことは似ている。読書をすることで聞く態度、話の内容を理解する力が養われる。