目次
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絶望の先
生き直すんだ、ここから。
- 正隆と雪映の家から監禁していた佐野が逃げ出す。警察の捜査が及ぶと考えた2人は逃避行生活を送っていた。佐野はヤクザの仁科に捕まり、再び拷問を受け、正隆たちが萌を殺した証拠となるSDカードを渡す。佐野はその後、仁科に焼き殺され、それがニュースとなる。正隆と雪映は家に戻ることを決める。その二人に仁科が迫る。
- 佐野が逃げて正隆は死のうかと言う。雪映は3人で生きると決めたと生きることを選択。お腹の子供が希望となる。何でもいい、希望があると人は強い。どんなにどん底でも生きられる。
どん底に落ちて幸福を知る
私変かな。今が一番幸せ。
- 逃避行する二人。雪映が正隆に今が一番幸せだと言う。
- 殺人事件の前は冷え切った関係だった二人。皮肉にも苦難を一緒に乗り越えて夫婦としての絆が芽生える。
最後の戦い
- 仁科は正孝の家を訪れ、1億をゆする。
- 再び、絶望の中に落ちる正孝と雪映。うなだれる正隆に雪映は「殺そう、受け渡しの時にあいつらを殺すの。今回が最後。もう後戻りはしない。」と言う。雪映つよ。
- いや戦わないんかーい。自首する正隆。
親父の遺言と相続
- 正隆を実質的に会社から追い出した継父。弟を通じて遺言を伝える。「血縁にとらわれてお前を追い出したことを後悔してる。」
- 親父、悪いと思ってるなら生きてるうちに和解しようよ。
- 親父は遺産を兄弟等分と遺言を残していたので莫大な遺産を手にした正隆、その全てを殺した萌の弟に贈与する。
- 半分、せめて5分の1でも妻に残した方が良かったのでは?子どもが生まれ、夫不在で雪映めっちゃ大変だよ。
- 萌の弟、やんちゃだからそんなお金いっぺんに与えたら逆に人生めちゃめちゃになる可能性あるよ。
ポジティブな共通目標を持とう
- 刑務所から離婚届を雪映に送る正隆。訪問してきた雪映はそれを破り捨てる。二度と会わないけど離婚はしないと。お互いに「今幸せだ」と言い合う。
- うーん、包丁は萌が持ってきたわけで、萌の指紋の付き方、切りつけた事実、正当防衛成立すると思うけどな。どうして埋めちゃったんだろう。
- 親父が正隆に生前謝っていれば。正隆に自暴自棄にならない強さがあれば。事件後適切に対処していれば、悲劇にはならなかったかもしれない。ただ、あそこまで夫婦二人追い込まれなければ、殺人という共同作業がなければ、強い絆は生まれなかった。冷え切った夫婦のままだったと思う。
- 共通目標を持てれば関係性は強くなる。それがポジティブなものであれば誰にも迷惑はかからない。