ディーププラクティスとは

• あえて練習に「苦労」を組み込む練習のこと。
• 通常の１０倍のスキル習得になる。

ミエリンを増やせ

• ミエリンは神経系の絶縁体。
• あらゆるスキルは神経回路に電気信号を伝える神経繊維線維から成り立っている。ミエリンは神経繊維を覆い、電気信号をより強くできる。
• ミエリンが増えるほど早く学習できる。
• ミエリンが増える学習方法がディーププラクティス。

ディーププラクティスのやり方

• 自分の能力よりもやや上のレベルで練習をしてミスを重ねること。
• あえて決められた範囲内で苦労する。しっかりミスして、それを修正することが学習効率を上げる。

ブラジルがサッカー大国になった理由

• フットサルが拡大したから。フットサルのボールは小さい、テクニックが向上、普段よりやや上の苦労をしないといけない。コートが小さいから素早いパスやコンビネーションが必要になる。ボールに触れる回数は６倍になる。ミスを多く繰り返すことで高速で上手くなった。

ディーププラクティスのルール

• チャンクアップ：習得したいものの全体像を把握し、絞り込んでいく。細かいパートに分けて、パートごとにじっくり学習する。
• 繰り返す：とにかくミスをして修正するを繰り返すことが重要。３０日やらないだけでミエリンは減る。200回ただ素振りをするよりも、20回、一振り一振りにミスを見出してやる方が成長する。
• ディーププラクティスの限界：３−５時間。長ければいいわけではない。ミスを見出せるなら短時間でいい。
• 感覚を身につける：注意、つながる、緊張、ミス、瀬戸際、覚醒を感じる。いずれかを感じられればディーププラクティスができている。