目次
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食欲を減らすのは簡単
- 本書はNew Scientist Best Book of 2020に選出され、30年の研究で175もの論文を出した二人がタッグを組んで出された。
- あらゆる生物はタンパク質欲を満たすために食べている。
- 現状、超加工食品で世界は溢れている。それはタンパク質は少なめにされ、脂肪や不健康な炭水化物や添加物がましましの食べ物。
- 結論:必要量のタンパク質を満たせば食欲は満たせる。必要量のタンパク質量を満たせなければ食欲はおさまらない。
あらゆる生物はタンパク質ファースト
- タンパク質の役割、体をつくる。ホルモンや酵素の原料になる。セロトニンやドーパミンなどの原料になっている。
- 幸福度、脳のパフォーマンスに直結してくる。
- タンパク質をしっかりとれば、筋肉量が維持できる、痩せるしリバウンドしづらい、肌や髪がきれいになる、体調がよくなる、活力がわく、頭の働きがよくなる。
- 満腹感を得やすく、食欲を抑えられる。
- 筋肉がつくと基礎代謝があがり、痩せやすい体になる。
破滅的な現代社会の食環境
- 超加工食品で溢れている。高度に加工された材料、人工的な成分でつくられたもの。
- 超加工食品はペンキやシャンプーと同じ工業製品。
- 過食と不健康を招く。
- 野生の動物に肥満はない。野生であれば理想的な栄養バランスをとるようにできている。
- 金儲けのために超加工食品が世にあふれるに至った。
自分のタンパク質必要量を理解しよう
- ハリス・ベネディクト法:必要なカロリーを計算できる。年齢、性別、活動量で計算。サイトで簡単に計算できる。
- タンパク質の比率をだす。年齢によって異なる。子ども青少年は15%、18−30歳は18%、妊婦は20%、30代は17%、40−65歳は15%、老年は20%。
- 4で割ってグラム数を出す。タンパク質1グラムは4キロカロリーだから。
- 計算がめんどい人は体重☓1.0−1.8でおおよその値が出る。
超加工食品を避けよう
- 特徴的な成分を覚える。高果糖コーンシロップ、水素添加油脂、エステル交換脂肪、タンパク質加水分解物。
- 香味料、旨み物質、着色料、乳化剤、乳化塩、甘味料、増粘剤、消泡剤、充鎮剤、炭酸化剤、発泡剤、ゲル化剤、艶出し剤。
- 成分標のスラッシュ以降に書かれている。そこをチェック。たくさん添加物が入っていたら控える。
高タンパク質食品を食べよう
- 動物性タンパク質、植物性タンパク質両方とる。
- 肉、魚、卵、乳製品、ナッツ類、豆類をとる。
食物繊維を食べよう
- 野菜、果物、全粒穀物、豆類、イモ類、きのこ類、海藻類。
- 食物繊維は食欲のブレーキの役割、腸内細菌のエサとなる。
食べない時間を1日の中につくる
- 細胞やDNAの修復、維持が促される。
- 夜ご飯を早めに終わらせる。朝食を抜く、夕食をぬく、プチ断食のやり方はたくさんある。
- タンパク質がセロトニンやドーパミンなどの幸福ホルモンの原料となるのは新しい知識。メンタルのためにもタンパク質はとるべし。