- 集中力が人生を左右する。成功に必要なものは頭の良さより、誠実性。誠実性は集中力。
- 集中力という能力の正体を見極める。
- 獣と調教師を理解する。獣は人間の本能、調教師は理性。脳の中では日常的に獣と調教師が戦っている。
- 獣の特徴:難しいものを嫌う。生き残るためにエネルギーを節約しようとする。あらゆる刺激に反応する。強いパワーを持っている。睡眠欲や性欲には逆らえないように。
- 調教師の特徴:論理性を武器に使う。エネルギーの消費量が多い。パワーが弱い。
- 獣は大きなパワーを持っている、獣を正しく導けば大きなパワーを得られる。
- 獣に正しい食事を与える。適切な食事を体に入れておかないとタスクに意識を向けられなくなる。地中海食をとる。ファストフード、インスタント食を避け、野菜、フルーツ、魚介類、オリーブオイルをとる。
- 獣は短期的な衝動が強い。習慣化しようとしても短期的衝動に引っ張られ、継続できない。脳に理解させるために食事日記を作る。
- 儀式を行う。明確なルールに基づき、ひたすら繰り返す。獣は反復が大好き。反復でモチベーションが上がる。ある動作をしたら大事な作業に取りかかると決めておく。ある動作をしたらモチベーションが上がるようになる。
- なりたいセルフイメージを構築する。自分にプラスになる物語を構築する。それを自分に言い聞かせ続けると獣はやがてそのセルフイメージを受け入れる。
- 自己を見る能力。自己をしっかり見ることで感情をコントロールできるようになる。獣が生み出す感情は強いが、短時間。時間を浪費する衝動をスルーする習慣をもつ。そのためにデタッチドマインドフルネスを行う。思考、感情から距離を置き、何も分析せずにただ観察を続ける。
- デタッチドマインドフルネス:通り過ぎる雲や電車をイメージする。その物体に感情や衝動をのせる。それが通り過ぎていくのをただ観察する。
- 人間の本能には大きなパワーがある。その本能を正しく導けば大きなパワーが得られる。