「4つの集中」を行き来すれば無限に集中できる【脳が冴えわたる4つの集中】
  • 3つのポイントをおさえれば、エンドレスに集中できる。1、心理的安全状態を確保する。2、ドーパミンとノルアドレナリンを利用する。3、4つの集中を使い分ける。
  • 心理的安全状態を確保する:心が安心している状態。凛とした脳。集中力が長く続きやすくなる。心が落ち着いていて自制心が働く。逆に危険、恐怖、不安などを感じている状態だと、前頭前野の機能が鈍る。前頭前野が活性化してる状態だと他人と良好な関係を築ける、有利な選択肢を選択できるようになる。
  • ドーパミンとノルアドレナリン:ワクワクと緊迫感からくる集中。激しく燃える脳。大きな集中力を発揮できる。長くは続かない。
  • 4つの集中を使い分ける:向かう方向が内側か外側か、集中の広さが広いのか狭いのか。
  • 心理的安全状態を確保するには:自律神経を整える。生活を整える、睡眠、運動、食事を整える。ストレスを貯めない。入浴、複式呼吸、瞑想が有効。目的を明確にすることも重要。ゴール、価値観を明確にする。ブレない軸、価値観を確認することで安心できる。
  • ドーパミンはやる気ホルモン。ドーパミンからくるエネルギーは一番強い、爆発力がある。実体験からくる願望は強いエネルギーになる。目標の人に会ってみる、目標の大学に行ってみるなど体験することが重要。
  • ノルアドレナリンは締め切り間際の集中力。ストレスホルモンの一種。頼りすぎるのはよくない。ヤーキーズドットソンの法則でストレスは多すぎても少なすぎてもよくない。適度なストレスを保つことが重要。
  • 集中の方向:内側は意識が自分に向いている状態、外側は意識が外に向いている状態。
  • 集中の広さ:集中が狭いとは意識が一つのものに向けられている状態、集中が広いとはたくさんの物事を俯瞰的に眺めている状態。
  • 入門集中:外に、狭く。作業、仕事、勉強に打ち込む時の集中力。シンプルなタスクを片付けたい時、ゴールに向かう時、相手の話を聞く時。学んだ知識を繰り返し考え続ける時、記憶したものを使う時。
  • 記銘集中:内に、狭く。1つの課題について思考を続けている状態。課題解決型。何かを学び、それを定着させたい時。自分の過去の体験と結びつける。自己との深い対話。サウナでやると効果的。
  • 俯瞰集中:外に、広く。全体を見て直感的に動ける集中力。感覚的、直感的に判断、過去の経験を元に素早く判断すること。読書して、要約、概要を掴む時。大事な部分を見極めるための集中。
  • 自在集中:内に広く。意識を離れ、ありのままの脳が自由自在に脳の情報を展開させる集中力。ぼーっとしている感じ、自由に思考を巡らせる感じ。想像したり、妄想したり。思考が彷徨う状態。アイデアが欲しい場面で使う。散歩、シャワー、お皿洗い、運転中、何かをしながら頭が暇なときに自在集中は有効。
  • 4つの集中を上手く使い分けてタスクを消化していく。4つの集中をどううまく行き来するかを考える。
  • 自分が貢献したいこと、興味のあるものでないと高いパフォーマンスは出せない。知りたいこと、やってみたいことに対して純粋にのめりこむことでしか原動力にならない。
  • 集中の種類を知り、上手く使い分けることでエンドレスに集中できる。

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