「空気を読む脳」を世界一わかりやすく要約してみた【本要約】
  • 日本人には日本人ならではの考え方、癖がある。日本人だからこそ陥りやすい罠がある。
  • 日本人は一旦怒らせると何をするかわからない。最終通告ゲーム、片方が利益の配分を決める権利を持つ、片方は拒否権のみを持つ。拒否した場合どちらも利益を得られない。この場合拒否権を持つ側はどんな配分を提示されても拒否しないことが最大利益になる。日本人は拒否権を発動させる可能性が高い。不公平な仕打ちに対して自分が損をしてでも復讐をしたいという心理が強い。
  • 遺伝的に脳が違う、中脳にあるセロトニントランスポーター密度が低いかどうか。密度が低い人は真面目で協調性が高い人。脳内に分泌されたセロトニンをリサイクルする働き。少ないほど不安を感じやすい。協調性の高い人ほど、復讐心はわきやすい。
  • 日本人はセロトニントランスポーターが世界的に一番少ない民族。実直で真面目で、自己犠牲を厭わない。怒らせると何をするかわからない。
  • セロトニンを分泌させる方法。日光浴がいい。起床直後30分までに15−30分日光を浴びる。
  • 日本人は醜くく勝ち上がるより、美しく負けることを好む。美しいこと、良いこと、正しいことを行うときに脳は快楽物質をだす。これは種として生き延びるために助け合いを促進するため。この働きが日本人は強いので、社会のルールや規律から逸脱した人を厳しくバッシングする。
  • 日本人は社会脳の働きが活発。自分が利益を失ってでも、不正をした相手に制裁を加えたいという気持ちが世界一強い民族が日本人。
  • 日本人はギャンブルに熱くなりにくい性質を持った人が多い。ドーパミン要求量が低い。リスクをおかしたくない。行動に移しにくい。
  • 脳の癖を理解することで、意識的に行動をしようとか、裁くことをやめようとか調整できるようになる。

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