【中野信子】「科学がつきとめた「運のいい人」」を世界一わかりやすく要約してみた【本要約】
  • 科学的にどうしたら運がよくなるか。
  • 科学的に検証するために運がいい人を定義する。誰にでも公平に降り注ぐ運、幸福をより多くキャッチできる人。
  • 私たちは実際に遭遇した運、不運で判断する。ある選択をして不運があった。違う選択肢を選んでいたらもっと不運があったかもしれない。自覚できない、検証できない運、不運が無数にある。それらを含めれば誰にでも公平に運は降り注いでいると考えられる。
  • 自分は運がいい人間だと決め込む。これが運をよくするコツ。
  • なんの根拠も実績もいらない。運がいいと思い込め。
  • なぜ思い込んだだけで運がよくなるか。何かうまくいかない時に自分には運があるのにうまくいかなかった、どこを修正したらいいかと考えられる。向上につながる。
  • 恋人との関係性がうまくいかない時、運がいいと思ってる人は運が良くてこの人と出会ったなのになぜうまくいかないか、どう修正したらいいかを考えられる。運が悪いと考えてる人は、この人と出会ったこと自体運が悪かったと捉える。成長につながらない。
  • 運がいい、悪い。遭遇してる事象は同じであっても捉え方で差がでる。運がいいと思ってる人はより成長でき、より多くのチャンスをキャッチできるようになる。
  • 自分は運がいいと思う人はゲームを降りない。ポジティブに状況を捉えられるから続けられる。結果成功する可能性が高くなる。
  • 運がいいひとは利他行動をとる。配慮範囲が広い人ほど運がいい。自分がもっとも近距離、他人、社会全体、世界中の人々、遠い将来に住む人々は遠い対象。配慮範囲が広い人ほど協力的な人間関係を作れる。結果幸運が舞い込みやすくなる。
  • 利他行動は脳の報酬となる。線条体が活発になる。ナチュラルキラー細胞が活発化、体にもいい。誰に認められなくても、褒められなくても問題はない。人には内側前頭前野という自分の行動を評価する部位がある。この部位が利他行動をした時に、よくやった、素晴らしい、と褒めてくれる。
  • ミラーニューロン 相手が喜ぶのを見ると、自分も喜べるようになる。利他行動に置いて相手が喜べばさらにプラス。
  • 短期的には利己的な人が得するように見えて、長期的には優しい人が報われる社会になっている。
  • ライバル、敵、仲間の成長を心が祈ろう。全ての人が一番いい方向に行けるように祈ろう。全ての人が幸せになることを祈る。自分とその周りが繁栄すること、これが長期的にみて自分の最大の幸福感につながる。
  • 認知的不協和の解消 利己的な人でも利他的な行動を取っていたら利他的な心に変わっていく。
  • シンプルにみんなハッピーを目指す。利他的であることが自分も周りも最も幸福になるための道。人の人生はポジティブ変換できたものが最も繁栄できるように設計されてるように感じる。

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