- 思考には失敗に陥りやすいパターンがある。
- 希少性の罠 希少な存在と知ると価値を見誤り安くなる。少ししかクッキーをもらえないほうが美味しく感じる。価格だけではなく、どれだけ役にたつかで考える。
- サンクコストの罠 もったいないは命取りになる。投資するほど撤退しにくくなる。サンクコストとはもはや回収できない費用。多大なお金、愛情を注ぎ込む場面で発生。持ち株を売却するタイミングを購入価格を元に判断する。手放しにくくなる。
- 結果による錯覚 たまたま成功した成功例、成功の法則を究明しようとする。過程ではなく、結果だけをみて判断してしまう。偶然その結果になった場合もある、過大評価することになる。
- 連想の罠 ネガティブな情報を知らせる人を災いそのものと思い込み無意識に避ける。企業の上層部、投資家には良い情報しか届かない。ジョブズはこれを避けるために悪い知らせだけを持ってこいと指示していた。
- 目先の利益の罠 目の目に迫ってる利益を大きく評価してしまう。起こる時期が現在に近いほど、損得計算ができなくなる。
- ゼロリスクの罠 危険が全くない場合の価値を高いと見積もる。化学物質による汚染の可能性が1%でも99%でも同じだけの恐怖を感じてしまう。株式市場にゼロリスクはない。ただ投資をしないと機会損失になる。