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ウ・ポムゴン連続殺人事件
- 1982年に韓国で起きた韓国で起きた大量殺人事件。61人が殺されギネスに認定された。
- 犯人は警察のウ・ポムゴン。カービン銃を警察から大量に盗み出し、犯行に及んだ。最後は民家に立てこもり、人質もろとも爆死。
ウ・ポムゴンの生い立ちと背景
- 父は警察官で憧れの対象だった。将来は父のようになりたい、幸せな幼少期を歩む。
- 父が重病に、高額な医療費がかかるようになる。自宅も売却し、貧困に。父はその後亡くなる。
- ウは大学を中退、海兵隊に入っても2年で辞める。その後何度か試験を受けて念願の警察官に。大統領の警護にあたるまで出世する。
- ウの抱えてた問題はアルコール依存。警察の試験に合格した2年前、試験に挑戦したが落ちていた。それをきっかけに酒に依存するようになる。
- 酔っ払ったまま勤務していることが発覚し、出世もなくなる。
罵りまくる彼女
- 出世がなくなったウは収入も減った。そんなウを罵りまくる彼女。非難は日々強いものに。さらに酒に溺れるようになるウ。
- ウはそんな彼女と些細なことで喧嘩をし、罵られたことをトリガーに犯行に及んだ。
ゴーレム効果
- ネガティブな評価を受けるとパフォーマンスが下がる現象。
- 1960年代にローゼンタールによって提唱された。
- 期待されない子供は学力が低下した。
- 毎日罵倒されればやる気が低下する。甲斐性なしと言われれば頼りなく責任感のない人になる。落ちこぼれ扱いをすると無気力になるなど。
- ウは周囲から貼られたレッテルで悪循環に陥っていたのかもしれない。
ピグマリオン効果
- ゴーレム効果と反対に適切に期待されると成績、パフォーマンスは向上する。
- ポジティブな言葉はパフォーマンスを上げる。
- 自分自身の言葉にも影響力がある。自分に前向きな言葉をかければ自分のパフォーマンスを上げられる。