目次
Add a header to begin generating the table of contents
炭水化物は冷まして食べよう
- 炭水化物の摂取量を大幅に減らすと動脈硬化、心臓病のリスクが大きく上がる。
- 炭水化物の過剰摂取は問題。適度に摂取する必要はある。
- 炭水化物の中には糖質でありながら食物繊維以上の働きをするレジスタントスターチが含まれている。腸内環境を整えられる。
- レジスタントスターチは大腸に達することができる。腸内細菌の餌となる。
- デンプンは冷ますとレジスタントスターチに変わる。消化されにくくなる。
- レジスタントスターチは善玉菌の家兼、餌になれる。不溶性食物繊維、水溶性食物繊維、両方の役割を果たせる。
レジスタントスターチのメリットと効率よく摂る方法
- 小豆、ひよこ豆、インゲン豆に多く含まれる。
- お米、パスタ、うどん、ジャガイモ、サツマイモを冷ませばとれる。ご飯は炊いた後1時間冷ます。
- レジスタントスターチは消化されにくい。血糖値の上昇を抑えられる。腹持ちがいい。低GI食。糖の代謝を促す。レジスタントスターチのカロリー量はデンプンの半分。ただし、冷ましたら全てのデンプンがレジスタントスターチになるわけではない。あくまで食べ過ぎず。いつもの量を冷まして食べること。
- レジスタントスターチによってぜん動運動を活性化し、快便になる。大腸ガンの予防には腸内環境を良くすることが重要。レジスタントスターチは直腸まで善玉菌を届けられるようになる。
- 糖尿病などの生活習慣病の予防にもなる。
- ミネラルなどの吸収力がアップ、アンチエイジング、肌荒れ改善、メンタルトラブルの改善につながる。
- 米の調理直後のレジスタントスターチ量はデンプン全体の3%、冷ますと12%に増える。現代の日本人は食物繊維が平均で4−7g足りないと言われている。レジスタントスターチで補える。
- 1日一食をまずレジスタントスターチに変える、最終的に3食を変えよう。
- 水分を飛ばすことが重要、炊飯器に入れたままより、よそって放置しておく。
- 冷凍より、冷蔵、冷蔵より常温の方がいい。
- 温かいご飯を食べたい場合は一度冷ましてからレンジであっためる。温かい汁物程度の熱ではレジスタントスターチは減らない。添えてもおっけい。お茶ずけ、カレーかけてもおっけい。
- コシヒカリより、タイ米の方がいい。
- パンの場合は全粒粉。
- 麺類の場合は乾麺を使って硬めに茹でる。冷やしメニューにする。太めの麺がベター。