脳はバグらせることができ、好意はつくれる

• 自分を好きになってもらうためにどういった行為をとったらいいか。
• 人間の意識には顕在意識と潜在意識がある。
• 顕在意識は意志であり、潜在意識は本能。
• 人間の思考や感情は潜在意識に左右されている。
• 誤帰属：外から情報を吹き込まれたり、見聞きするものを疑似体験することにより、脳は記憶、感情、認識を改変してしまう。
• 顕在意識が好意の対象外と認識されている場合でも、潜在意識が好意の対象内と覚えれば、好意の対象となりうる。

まず自分が対潜在意識における魅力的な人間になろう

• その場を全力で楽しむ。相手の目を気にせずその場をただ楽しめ。周りを気にせず飛び抜けて楽しんでいる存在になれば、その他大勢とは一線を画する存在になる。
• 笑え。どんな形であれ笑う、笑わせる。相手はこの人とは仲がいいと認識するようになる。表情が豊かであると相手の脳は親密など誤帰属する。表情筋を鍛えろ。
• 相手の態度をみて判断しない。一緒にいる相手が楽しんでいるか気にせず、自分自身が「この場は楽しい」という態度で振る舞うことで相手の脳は「この場はうまくいっている」と判断する。
• 違和感を出す。人間の脳は他と違うもの、見慣れないもの、違和感のあるものに注目する性質がある。他とは違う要素を自分の中に取り入れる。それは魅力となりうる。違和感は意識、記憶に残りやすい。
• 身だしなみを整えよう。外見を整えれば、プラスに帰属されやすくなる。

脳をバグらせるコミュニケーション

• 記憶をもつれやすい言葉を使う。脳は改善されやすい。目標につながるようなキーワードを会話の中に散りばめる。脳はそのキーワードを聞くと疑似体験をする。そのキーワードに思考は誘導されるようになる。
• 伝えたいことは想像させる。人間は本質的にイメージと現実を区別できない。相手に疑似体験をさせる。「想像してみて欲しいんだけど」理想的な状態をイメージして考えてもらう。
• 選択肢を絞る。選択式にする。YESが前提の提案を作る。
• 感情的なワードを多用する。ドキドキした、楽しかった、癒された。相手があなたをイメージするときにこれらのワードに繋がりやすくなる。ポジティブなワードを普段から散りばめていればそれと自分が結びつく。それが好意につながっていく。
• 時に、好意、恋愛感情は隠す。脳は不確かなものについて思考する。思考回数が増えれば、脳は好意ととらえる。好感を持っていることは伝わっていい、好意を確信させない。
• 全部を教えない。詳細を教えなければ脳は思考するようになる。思考回数が増えれば脳は好意ととらえる場合がある。
• 緊張と弛緩：不良が更生するすると好印象になるように。マイナスがあるほどプラスが際立つ。緊張から弛緩の幅が大切。即レスはよくない。反応がない間、脳は思考する。常に即レスすると思考する時間がなくなる。
• 何かをしてもらう。何かをかけるほど失うものを大きく感じる。人間の脳の潜在意識は一貫性を保とうとする。一度与えるとそれを維持しようとする意識が働く。与えることはもちろん大切だが、何かをしてもらうことも重要。長い電話をする、ねだる、一緒に何かを始める、付き合ってもらう、チャットする、相談にのってもらう。積み重ねる中で相手の潜在意識が好意の条件反射をするようになる。

好意を増幅するアクション

• 感情をイメージできるワードを多用する。相手はその言葉により脳内で疑似体験をして、ポジティブな感情を感じる。
• 名前、あだ名で呼ぶ。親近感に帰属されやすい。自分しか使わない特殊なあだ名の方が良い。
• 特別扱いする。無意識レベルで好意、親近感を感じるようになる。〜だから話す、〜みたいな人にあったことない。〜さんなら、〜さんだけ。
• 具体的なワードをたくさん使う。つい食べたくなる、行きたくなる場所を多用する。そのもの、場所と結びつき、想起されるようになる。
• 心からの関心を示す。理解してくれている、興味を持ってくれていると感じることで潜在意識は親しいと認識する。
• 秘密の共有をする。特別な人と脳が判断する。
• 褒めるときは印象に残す。過去に褒められていない部分を褒める。強い親近感につながる。ありきたりな褒めをしても脳には残らない。褒めるときは、前置きをしてしっかり注目してもらう。
• 上手に距離感をとる。タイミングよく、距離を取ることで思考回数は増える。