- 脳のタスク処理を10倍、100倍にすることは可能。
- 脳のタスク処理能力を極限まで引き上げる方法は3つ。一つのことをより早く処理する、複数のことを同時並行で処理する、抽象度を上げる。
- 一つのことをより早く処理する。クロックサイクルを上げる。そのためには慣れが最重要。最速の状態をコンフォートゾーン、心地よい状態にする。まず日々どんなタスクをどれくらいの時間で処理してるか書き出す、それぞれをいつもの2倍速で行えるよう努力してみる。それができたら3倍速、4倍速とどんどん速度をあげて、6倍速までスピードを上げる。それにより脳が慣れ親しんでいるスピードを変える。ひたすら脳に慣れさせ、速度を上げる作業。
- 同時処理:1並列できるようになれば処理速度は2倍になる。意識的に同時に行える作業には限界がある、無意識をどう活用するかが重要。運転に慣れている人は無意識の作業が多く、多くのことを同時に処理している。無意識レベルで処理できるようにすること。そのために一つの作業を徹底的に集中して行う。それを繰り返す中で無意識レベルで処理できるようになっていく。
- 並列思考:無意識での処理ができるほど並列で複数のことを思考できるようになる。
- 抽象度:情報処理における視点の高さ。例えばチワワの抽象度を上げる、犬、哺乳類、脊椎動物、地球内生命体。抽象度を上げるほど見渡せる、関連させられる情報が増えていく。
- 抽象度をグレインサイズと呼ぶ。より大きいグレインサイズで処理すればはるかに大きな成果を上げることができる。例えば企画書をうまく作る、よりも市場でシェアを取るというグレインサイズを持っている方が能率は上がる。より多くの情報をインプット、アウトプットするようになる。
- 抽象度を上げる日常のトレーニング。眼に映るものの抽象度を上げるゲームをする。毎日コツコツそのトレーニングをすることで抽象化能力は上がる。
- 抽象度を上げると自分を縛っている様々な概念や価値観から自由になれる。
- 人は意識下ではシングルタスクしかできない。しかし無意識を活用すれば複数のことを同時処理することができるようになる。
- どうすれば無意識下の処理能力を上げられるか?シングルタスクで一つのことを徹底的に行い、その速度を限界まで上げていく。その中で無意識下の処理が増えていく。