- インドの小さな村に住む農家、カリムルの話。
- ある日、彼の母親が重い病になった、村には病院がなかった。村の人々に助けを求めたが誰も助けることはできなかった。
- 翌朝、彼の母親は亡くなった。それは彼にとって人生で一番辛い瞬間だった。その時に母親に誓った。今後この村で治療を受けることができずに亡くなる人をなくしたいと。残りの人生をそれに捧げたいと思った。
- 彼の友人がヘビに噛まれた。彼はバイクに友人をのせ、50km離れた病院まで連れて行った。彼の友人の命は救われた。その時カリムルは思った。バイクで人を運ぶことは人の命を救うことができると。
- カリムルは所有するバイクを病院に連れていきやすいように改造した。
- 彼は報酬を受けることなく、毎日、病人や怪我人を運ぶ。多くの命が彼によって救われた。
- さらにカリムルは応急処置をするためのトレーニングを受け、組織を作った。病人を運ぶ時に病人がより快適であるようにバイクの改良も続けた。
- 「私の人生にはたった一つの目的しかない、それは人々に仕えること」
- 彼の活動は人々の共感をうみ、寄付が集まるようになった。彼は集まった寄付を最大限節約し、貯め、完全無料の病院を創設した。
- 専門知識なしの状態から善意だけでスタート、報酬を受け取らない中で、サービスの改良、知識の習得など努力をおしまず、病院の創設まで至る。慈愛とは思いやりと行動だなと学ばされる。