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萌がメンヘラ化
- 正隆との子供を堕胎した萌。手術の日から、正隆にシカトされ、精神が不安定になる。妻の雪映もまた正隆が銀行口座から引き出した多額のお金を不審に思っていた。萌は術後出血で産婦人科へ行くと、雪映に出くわし、雪映が妊娠したことを知る。萌は、子供を堕ろした深い悲しみと積み重なり、徐々に正気を失っていく。
- 萩原みのりさんのメンヘラ演技が怖すぎる。
- このドラマ闇すぎる。
良妻の愛で立ち直り始める正隆
- どうしようもないクズの正隆にご飯を作り、私は見捨てないよと優しい言葉をかける雪映。
- 正隆はこのままクズキャラでいくのかと思いきや立ち直り始め、笑顔を見せたり、仕事を頑張るようになる。
- ダメな自分を認識する、そのダメな自分すらも無条件に愛してもらえる。これは人にとって物凄いエネルギーになり得る。正隆は萌との件で流石に自分ダメだなと思っていた。そのタイミングで雪映から無条件の愛を向けられ、変わろうと思えたのだろう。
- 雪映がハイスペックすぎる。料理上手、美人、優しい、教員として稼ぐ、情が厚い。なぜ正隆のようなやつが雪映(中村ゆり)と結婚できて、私はいまだに独身で一人、猫とハムスターの画像を集めてるんだろう。
メンヘラ化の原因は執着、一点集中にある
- 萌は正隆に執着しすぎた。あれだけ明らかなクズだったのに、正隆に大きな期待を寄せ、入れ込みすぎた。
- 一点に執着するとそこが崩れた時にメンタルをやられる。
- 自尊心や自信の拠り所は分散されていた方がいい。何かが崩れても悲しくとも平常心でいられる。
正隆はクズだが気持ちはわかる
- 正隆は元々、義父の会社でバリバリ働き、実績的には後継者と思われていた。義父は血のつながりのある正隆の弟を後継者に指名。そこからメンタルをやられる。
- 私は父の会社が失敗した時に、家族全員で助け合って乗り越えていこうとなった。ある程度の損失はしょうがないと思い助け合おうと思った。そんな中、次男が多額の給与を会社から抜いて豪遊していたことが判明。さらに母親がそれを容認していたことが発覚する。
- 家族がクズ、カスっていうのは想像以上にメンタルをやられる。なぜならそれまであった何も知らない頃の良い思い出すらも嘘のように感じる。自分が受けてきた愛だと思っていたものが虚構のように感じるようになる。
- 正隆の場合は仕事もうまくいかなかった。良い妻はいたものの、良い友達はおそらくいなかった。どんな目にあっても成功して、友達がいる、大切な人と良好な関係を築けていれば、負の経験もプラスに捉えられる。結局は自分次第だ。
アダルトチルドレンについて
- 子供の頃の家庭内トラウマによって傷つき、そのまま大人になった人自己肯定感が低く、生きづらさを感じてしまう。
- 依存症の親、虐待、ネグレクト、過干渉の親を持つとなりやすい。
- 自分を好きだと感じる、大切に思える気持ちが低いため、人間関係に悪影響が生じる。
- アダルトチルドレンの恋愛は依存しがちだったり、不安定な関係を自ら求めたりもする。平凡で安定した恋愛よりもスリルがあり苦労する恋愛を選んでしまう傾向がある。
- 心の拠り所は分散させてリスクヘッジしよう。