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予選で圧倒的な強さを見せたオランダが敗退
- 前評判ではワンサイドゲームの可能性もあると見られていたが前半、攻めあぐねたオランダ。
- シュート数が試合を通して6本。チェコの屈強のディフェンスに完全に抑えられた。
- それでもドニエル・マレンの決定機あたりまでは、オランダの強さが見え、点が入るのも時間の問題かと思えた。
痛すぎるデリフトの退場
- 決定機におけるハンドでデリフトが退場。そこから流れは完全にチェコに傾く。
- あの場面でのハンドはレッドカードになりうる。VARがある場合ディフェンスは退場のリスクを考えないといけない。あの場面でたとえ失点していたとしても、オランダにはまだ勝機は大いにあった。
- 0点に抑えたかったオランダ。セットプレーからの失点を許し、苦しい展開に。
- オランダは長身のベグホルストを投入も前線にボールをおさめることができず。80分、良い時間でのシックの追加点で勝負あり。
シック、ホレシュが好調を維持できればチェコのベスト4はあり得る
- 準々決勝はデンマーク。デンマークはエリクセンを欠く中で、予選を最終戦で奇跡の逆転突破。ベスト16ではベイル擁するウェールズを粉砕した。FWのドルベリが調子を上げ、バルセロナのブライトバイテ、ダムスゴー、メーレなどオフェンス陣が強力。チェコの屈強なディフェンスを崩せるか見所になる。
- シックはブレイクの予感を見せる。ホレシュが好調。チェコはオランダ戦同様に、しっかりと中央を守ることができればベスト4は十分に狙える。
- オランダは確実にベスト4入りすると思っていたが、チェコに完敗した形。トーナメントは面白い。